「夏みかんを丸ごと食べてしまう」
夏みかんマーマレード

捨てるのは、種とヘタだ
《 圧力鍋を使うので、内袋もマーマレードに成ります。》
2002年に、京都 北山の朝市で夏みかんを売っていた おばさんに教えて貰った、

圧力鍋で作る、マーマレードの作り方を参考に、レシピを作りました。

少しほろ苦くて、とっても美味しいマーマレードです!\(*^_^*) /

柚子のマーマレードも香りが良くて美味しいです。
プレーンヨーグルト、トースト、アイスクリームにかけて召し上がれ~♪

≪材料≫
★夏みかん・・・・・・・・・・・・・2kg
★砂糖・・・・・・・・・・・・1kg
■【甘夏や八朔で作る時は、レモンの絞り汁を、

 70~80cc味を見て好みで加える】

≪1日目・・・夏みかんマーマレードの下準備≫

1、夏みかんの総重量を計る。
  【夏みかん総重量の半分を、砂糖の重量にします】

 

2、束子で綺麗に洗う。

 

3、4つ割りに切る。

 

4、皮をむく

●剥いた皮

 

5、皮をさらに3等分に切る。(12等分)
 

6、薄くスライスする。

 

7、スライスした皮をステンレスの大鍋に入れて、
一晩水に浸しておく。(アク抜き)


8、房(実)をバラバラにする。

 

9、内袋は、ナイフで切り込みを入れて種を抜く。

●捨てるのは、種とヘタだけです。

10、 房(実)は、内袋ごと切っておく。

●種を抜いた房(実)は、蓋をして冷蔵しておく。
【内袋やスジには、ペクチンがたっぷり含まれていて
マーマレードのトロミを付ける働きがあります。】

11、大鍋に、薄くスライスした皮を入れ、
たっぷりの水に浸して一晩置いてアク抜きをする。


【下準備した皮と房(実)・・・上は5kg分の夏みかんの写真です】
 

≪2日目・・・いよいよマーマレードを作ります。≫

★【空き瓶の準備】空瓶と蓋を煮沸消毒して完全に乾燥させておく。
 

1、水に浸しておいた皮の水を切る。

2、沸騰したお湯で、茹でこぼしを3回程してアクを取る。
 

3、ザルに上げて、お湯をしっかり切る(絞る)


4、房(実)を圧力鍋に入れ、ヒタヒタ(極力少なめ)の水を加えて、
一煮立ちしたら直ぐに水で急令して圧力を拔く。


5、完全に圧力を抜いて、

6、水が入らないように気をつけて圧力鍋の蓋を外す。

7、茹でこぼした皮と、圧力鍋で煮た房(実)を、
大きな鍋に入れて混ぜ合わせる。

8、砂糖を3~4回に分け入れながら、
        注【上は5kgの夏みかんの半量の写真です】

9、焦げないように、
        注【上は5kgの夏みかんの半量の時の写真です】

10、混ぜながらトロミが付くまで煮詰める。
          注【上は5kgの夏みかんを、1つの鍋にまとめた写真です】


11、熱い時にトロミは少なくても冷えると強くなります。

13、マーマレードが熱い内に、煮沸消毒して乾いた瓶に詰めて、その瓶を再び沸騰したお湯に浸けて瓶に蓋を乗せて、お湯が入らないように注意しながら10分ほど弱火で煮沸。

 

14、瓶の外の水滴を、しっかり拭き取って、蓋を堅く閉めます。
   (勿論、蓋も前もって煮沸してしっかり乾かしておくこと。)

 

● 煮沸消毒をして冷蔵庫に保管しておくと、未開封なら1年は日保ちします。
 ( 開封時に、空気を吸い込む音がすれば、真空状態に成っています。完璧~♪ V(^_^) )